• フロート板ガラス

    一般に使われている透明のガラスです。
    フロートとは製法上の名称で平面精度に優れ透視像、反射像が得られます。

  • 高透過ガラス

    フロートガラス特有の青みがかったガラスの性質が抑えられるためガラスを通しても色合いの変化が少ないガラスです。
    博物館・美術館などに多く使用され、最近では海外ブランドのお店を中心に幅広く使われるようになりました。鏡として使用されると従来の鏡(ミラー)より自然の色合いで写り込み明るい雰囲気を演出できます。

  • 型板ガラス

    一般に使われている不透明なガラスです。光を透過し視線を遮る機能があります。
    型板ガラスの柄と対象物との透視像
    (測定条件 左:0センチ 右:50センチ)

  • 網入ガラス

    網入ガラス(あみいれガラス)とは、ガラスの中に金属製のワイヤーメッシュ(網)を入れ込んだガラス製品のことです。このタイプのガラスは、主に安全性や防火性を高めるために使用されます。ガラスが割れても、ワイヤーメッシュがガラス片の飛散を抑え、破片が周囲に散らばるのを防ぎます。また、火災時にも高温によるガラスの破損を防ぎ、火や煙の広がりを抑える役割もあります。

  • 線入りガラス

    網入ガラス同様に製造時に金属線を入れたもので5センチ間隔で平行に金属線が入っており、トーメイの板ガラスなどと比較して万一破損しても破片の飛散脱落が軽減されます。ただし、強化ガラスや合せガラスのように割れても安全なガラスではありません。